TAKESHI有明 HEADQUARTER160cm

普段ジョグ用で使用しているシューズ（インフィニットエリート）と比較してみました。

距離：10kmで計測

1. インフィニットエリート
平均ペース：5:19/km
平均ピッチ：177spm
平均ストライド：1.06m

2. ベロシティプロ
平均ペース：4:54/km
平均ピッチ：178spm
平均ストライド1.14m

同じピッチを刻んで走った場合、ストライドが伸びております。
スピードに乗ってくると、カーボンプレートほどではないですが助力を感じることができました。

着地感は若干固さを感じますが、その分左右のブレが少なく安定感は感じられます。
特にミッドフット気味を意識して着地するとより「グッと」前に進む感覚得られました。
普段のジョグ用よりも明らかに「軽さ」を感じました。
また、ラバーソールがなく、FLOW素材のアウトソール剥き出しの仕様なのですが
グリップ力は強く感じます。ここ結構ポイントだと思います。

10月にハーフマラソン出走予定ですが、スピード練用や20km走などでレースペースでの練習用としてフル活用予定です。
（目標は1:45:00）

グラスファイバープレートのサンプルがあったため、触ってみたところカーボンと違って手の力で少し曲がる感じでした。この柔らかい感じは走っている時にも感じられました。

レース用のカーボンプレート内臓シューズ（ベロシティエリート）は走っていると高い反発を感じますが、このシューズ（ベロシティプロ）は多少の転がる感じはあるもののソールが薄いランニングシューズに似た感じでした。

プレート無しシューズの時と全く同じ感覚で走って、1Kあたり15秒程度は早くなっていたので、これはグラスファイバープレートの効果だと思います。カーボン同様、母指球あたりで接地すると効果が出やすいようです。

アンダーアーマー社員です。

普段ベロシティエリートやインフィニットプロを練習用に使っていますが、ベロシティエリートを練習で使用することに対して、ミッドソール（Pebaxフォーム）のヘタレが進行するのが気になっていました。エリート、決して安くないシューズですし、レース本番で一番威力を発揮して欲しいので、、、

今回、ベロシティプロを初めて着用して走ってみましたが、ソールの硬さを感じたものの、ベロシティエリート着用時とあまり意識を変えることなく走ることができました。

キロあたりのペースもクッション重視のインフィニットプロとは当然違ってスピードが出しやすい。

これであれば経済的にスピードを上げた練習ができると思えました。

しかし、、、プレートは樹脂になっていることでベロシティエリート（カーボン）よりもだいぶ柔らかいのに、着用時に感じたソールの硬さは、ミッドソールのフォーム材の違いによるものなんでしょうね。エリートに使用されているPebaxフォームとプロに使用されているHTPUフォームの違いなんでしょうね。似たような見え方でも素材によって感覚がこうも変わるもんなんだな、、、と驚きました。

サイズ感ならびにフィット感は、アンダーアーマーのランニングシューズを履いていらっしゃる方は特に変更することなく同じサイズを選んで問題ないと思います。

アッパーは非常に高い通気性を持っているにも拘らず、ワープアッパー構造で適度なサポート力（ホールド感）があって、ここはベロシティエリートとほぼ同じ感覚で非常に好印象を持つことができました。