琉球ゴールデンキングスユース琉球ゴールデンキングスユース

2026.3-9
「世界、そして未来へ」琉球ゴールデンキングスユースが迎える、覚悟の新シーズン
BASKETBALL

Bリーグの熱狂を牽引する琉球ゴールデンキングス。その未来を担うユースチームの練習場には、トップチームにも劣らない熱気と、張り詰めた緊張感が漂っていた。

新しいシーズン、新しいチーム。彼らが胸に秘めるのは、プロのコート、そして世界の舞台へと続く確固たる夢だ。目の前の壁を乗り越え、結果を出すための『READY』。新体制の鍵を握る3人の若き才能に、新シーズンにかける想いを聞いた。

『ケガの絶望を越え、チームを勝たせる最上級生へ』-ブレイク ジェレマイヤ デービッド 海斗(U18)

「昨年は、一言で言うと『学ぶ』シーズンでした」

そう語るのは、2025年度男子U16日本代表にも選出されたブレイク ジェレマイヤ デービッド 海斗選手(185cm・85kg)だ。世代トップクラスの身体能力と技術を持つフォワードである彼は、昨シーズン、高校2年生ながら試合に出場し、責任感を持ってプレーする経験を積んだ。

しかし、日本代表としてニュージーランドやイラン、中国といった世界の強豪と対峙し、「自分はまだまだ小さくて、今持っている体格だけでは通用しない」と痛感させられたという。「日本人はとことん考えてバスケをプレーしていると思いますし、クイックネスも強い武器になると思ったので、しっかりそこを伸ばしていきたい」

さらなる成長を誓った矢先、ひざのケガにより彼のシーズンは唐突に終わりを告げた。

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だが、彼の目にはあきらめの色は浮かんでいない。

「プレーできないリハビリ期間の今、将来に向けて何ができるか。将来楽しくやるために今耐えることを学んでいる」と、コート外でも戦い続けている。

彼の見据える未来は、アメリカの大学を経てNBA選手となり、世の中の貧困解消に貢献することだ。「自分が恵まれた環境でバスケができているからこそ、バスケを通じて少しでも世の中に、思うような環境でバスケができない人たちに、何か貢献したい」という確固たる信念がある。

新シーズンに向けた彼の『READY』は、精神的な柱になること。

「凄い選手は、人間性がとても優れている。年齢や経歴の壁を取り払って声をかけることにチャレンジしている」と語る。最上級生として、リバウンドなどチームのためにできることを責任を持ってやり抜き、自らも輝くことでチームを勝利に導く覚悟だ。

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『何が何でも』―悔しさを糧に覚醒する中学生エース 大城 瑛士(U15)

上のカテゴリーの背中を猛烈な勢いで追っているのが、中学2年生の大城瑛士 選手だ。U14日本代表キャンプにも参加し、ジュニア ウインターカップではキングスU15の主力として2桁得点を挙げるなど活躍を見せたが、彼の心には強い悔恨が残っている。

「一番目標にしていたジュニア ウィンターカップで、ベスト8で負けてしまった。本当にきつい時に勝負しきれず、先輩に任せすぎてしまった」

その反省から、彼は「何が何でも」という強い気持ちを持ち続けることを自らに課した。50/50のルーズボールを絶対に奪い、相手のエースに満足なプレーをさせない。代表レベルを見てきたコーチの「上手くなる選手は普段の人間性も育てている」という言葉を胸に、謙虚さを忘れず人間的にも成長しようともがいている。

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彼の目標もまた、NBAで勝利に貢献できる選手になることだ。

「憧れている選手は、見えないところで想像を超える本数のシュートを打っている。練習以外でもどれだけシュートを打ってライバルとの差をつけるか」と、圧倒的な努力による『READY』を進めている。

大きな目標を見すぎず、目の前の一戦一戦を勝ち切ることで、昨年の雪辱を果たすつもりだ。

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『青春のすべてをコートに捧ぐ、純粋なる向上心』奥間 翔(U18)

「学校の友達が『遊びに行こうぜ』と言っているのを見ると、羨ましく思うこともある。でも、僕はバスケが好きで、バスケで行くって決めた」

高校2年生の奥間翔選手(188cm・80kg)の言葉には、退路を断った者の強さがある。

小学5年生の時に初めてキングスの試合を見て、そのユニフォームの格好良さに憧れて競技を始めた。スタートが遅かった分、周りとの実力差に直面したが、それを埋めたのは圧倒的な「バスケ愛」だ。

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チームの練習がない日でも、父親が借りてくれた体育館で黙々と個人練習に明け暮れた。

毎日バスケのことばかり考えているという彼の目標は、Bリーグの選手になること。インサイドを得意としているが、さらなる高みを目指して、基礎からドリブルの練習に取り組み、アウトサイドのプレーにも磨きをかけている。

「毎日、一時間でも一秒でも多くバスケがしたい。みんなが支えてくれているから、必ずバスケで強くなる」

青春の犠牲すらも楽しむかのように、彼は今日もコートに立つ。彼の『READY』は、自分を支えてくれる人々への感謝を胸に、一秒でも長くボールに触れ、己を鍛え上げることだ。

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夢の実現へと突き進むための『READY』

ケガからの復活と人間的成長を誓うブレイク選手。敗北の悔しさを圧倒的な練習量に変える大城選手。そして、日常のすべてをバスケに捧げる奥間選手。

カテゴリーやプレースタイルは違えど、彼らの根底に流れているのは「強くなり、結果を出し、夢をつかみ取る」という共通の熱い想いだ。

『READY』とは単なる準備ではない。新しいシーズンを戦い抜くための、彼ら自身の「生き様」の証明である。

琉球ゴールデンキングスユースの新たな挑戦が、今まさに幕を開けようとしている。

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