2026.2-10
夢と笑顔が未来を創る。「B.LEAGUE Jr. Clinic 2026 in Nagasaki powered by Under Armour」で見せた子どもたちの成長。
BASKETBALL

2026年1月、バスケットボール界の祭典『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI』期間中、長崎県立総合体育館では、長崎市内の小中学生500名を対象に『B.LEAGUE Jr. Clinic 2026 in Nagasaki powered by Under Armour』が開催されました。

「バスケットボールを通してスポーツを好きになり、夢を抱く」をコンセプトに、アンダーアーマーのスポーツ支援活動『1% FOR THE ATHLETES』の一環として行われた本イベント。

NBA Basketball School Portugal テクニカルディレクターのカルロス・バロッカ氏と、オールスター出場選手たちが子どもたちに贈った、技術と心の特別レッスンの様子をレポートします。

■DAY 1 小学生の部 -「本物」に触れ、目を輝かせた一日

初日となる1月16日は、長崎市内の小学生約300名が参加しました。
ゲストコーチとして登場したのは、ファイティングイーグルス名古屋のフランシス・ロペス選手と地元・長崎ヴェルカの狩俣昌也選手。

ゲストコーチと共に、ドリブルやシュート、チームを組んでの競争等に汗を流しました。

会場のボルテージが一気に最高潮に達したのは、子どもたちの「ダンクが見たい!」という無邪気なリクエストに応えた瞬間でした。ロペス選手と狩俣選手が目の前で豪快なダンクシュートを披露すると、体育館は割れんばかりの歓声に包まれました。

「生で見るプロの凄み」は、子どもたちの記憶に深く刻まれたはずです。

クリニック後のQ&Aセッションでは、憧れの選手たちへ真剣な眼差しで質問が飛び交いました。

1,いつも何を考えながらプレーしていますか?

狩俣選手:「いつも試合に入る時、コーチや仲間、親など、自分がここに居るために支えてくれた、すべての人に感謝するようにしています。」

ロペス選手:「毎試合、必ずベストを尽くすことを考えています。どんな日であっても、どんな状況であっても、その日できるベストを尽くす。この気持ちで試合に臨んでいます。」

 

2,国や地域を代表してプレーすることに、どんな想いを持っていますか?

狩俣選手:「僕は沖縄県の宮古島生まれです。自分が活躍する姿が届けば、地元のみんなが喜んでくれるし、誇りを持ってくれる。その想いに応えることを楽しんでプレーしています。」

ロペス選手:「僕が生まれたのは決して裕福な環境ではありませんでした。周囲からはネガティブなことを言われることもありましたが、それを聞き流し、応援してくれるポジティブな意見だけを聞くようにしました。自分の決めた道を信じて、次に続いてくれる子どもたちのためにプレーしています。」

 

参加した小学生からは、

・「カルロスコーチも、選手たちもみんなバスケットボールのことを話していた。だけど、それはバスケットボールだけじゃなくて、色々なことに通用するような言葉だった。今日聞いたことを胸に、しっかりとやっていきたい。」。
・「プロ選手は本当に努力して、諦めなかったから今の立場にいるんだと思った。私はテニスをやっているのですが、諦めずに努力を続けて、必ずテニス選手になります」。

という感想もきかれ、競技の枠を超え「夢を追う姿勢」が子どもたちの心に火をつけた瞬間でした。

■DAY 2 中学生の部- 技術だけでなく「笑顔」と「コミュニケーション」を学ぶ

2日目は市内の中学生約200名が参加。 この日のゲストは、レバンガ北海道の富永啓生選手、宇都宮ブレックスのギャビン・エドワーズ選手、そして長崎ヴェルカの馬場雄大選手の3選手。

冒頭、メインコーチのカルロス氏は子どもたちにこう問いかけました。 「みんなは、つまらなそうな顔をしている人と、笑顔で生き生きとプレーしている人、どっちに大切なパスを出したい?」

全員が「笑顔の人!」と即答すると、カルロスコーチは続けます。

「チームプレーは信用しあってボールを回すことが大切。だから今日は一日、笑顔でいてほしい」 その言葉で、緊張していた中学生たちの表情がふっと緩み、元気な「はい!」という返事が響き渡りました。

練習は9つのステーションに分かれ、ドリブルやハンドリング、実戦形式の1対1など、約2時間プロ選手と共に汗を流しました。

プロの思考に触れるQ&Aセッション

-試合後のメンタルケアはどうしていますか?
馬場選手:「負けた時は引きずってしまうことがある。だから、次の試合に勝つために、あえて一旦バスケのことは忘れて気持ちを切り替えます」

-ディフェンスをしてる時は何を考えてるのか?
馬場選手:とにかく「無心」。考えてプレーするとそれだけ反応が遅れてしまうんです。なので、目の前で起こったプレーに対して自然と体が動くようになるまで、とにかく練習をする。これが大切だと思います。

-どうやったら3ポイントシュートが決まりますか?
富永選手:「まずは練習量。でも、ただの『練習のための練習』にならないようにする。例えば、練習終わりの一番疲れてる時に3ポイントの練習をすることで、きつい時に決めることが出来る。シュート練習の時も、全力のスピードでやる。とにかく試合で使える練習を心がけています。」

-身体作りのために、ご飯はどれくらい食べますか?

ギャビン選手:「3回大きな食事をとります。特に朝ごはんで卵を8個食べています。」

馬場選手:「僕の場合は、一回で沢山食べるのがしんどいので、一日に5回ご飯を食べています。」

-どうやったら、素早く切り込んで、ディフェンスを抜いてシュートが打てますか?

ギャビン選手:「まずは、自分の身体を知ってください。どの態勢からが一番早く動けるかを理解します。いろいろ試して、それが分かったら、常にその態勢を取っておくように心がける。練習から心がけて欲しいです。」

富永選手:「僕はスピードがある方ではないんですけど、“3ポイントを打つだろう”と考えているディフェンスの動きを見て、スキが生まれた瞬間にドライブするように心がけています。ゲーム中も常に流れや相手を見てプレーをすることが大切だと思います。」

 

トップ選手たちの具体的なアドバイスや意外な一面に、参加者たちはメモを取りながら熱心に聞き入っていました。

「エネルギーは教えるものではなく、伝えるもの」

2日間のクリニックを終え、カルロス・バロッカ氏は次のように総括しました。

「私はジュニア世代のクリニックで、常に2つのテーマを設定しています。
一つ目は『コミュニケーション能力』。
自然な環境だと、人は内にこもりがちになってしまうもの。でも、コートに入ればボールを受け取り、誰かにパスを出さなければならない。
スポーツを通して、コミュニケーションをとることの大切さや楽しさを知って欲しと思いました。今回、全員が笑顔で声を掛け合っていました。これが何より素晴らしいことです。

二つ目は『子どもたちに前向きなエネルギーを与えること』。
エネルギーは教えるものではなく、伝えるもの。それは我々コーチが『何を言うか』より『どう行動し、どう見せるか』にかかっています。
エネルギーはエネルギーを生み、自信は自信を生みます。

この世代の子どもたちは、もう準備はできているんです。今回、まるで花が咲くように、たった数時間で成長していく子どもたちを見られたことが本当に有意義でした。
そして、その一部になれたことを誇りに思います。」

「1% FOR THE ATHLETES」

今回のクリニックは、アンダーアーマーの「1% FOR THE ATHLETES」の活動により実現しました。 これは、会員プログラム「UAリワードメンバー」の売上の1%を活用し、スポーツに触れる機会の提供やスキル向上に繋がる機会を創出する取り組みです。

アンダーアーマーは、スポーツを通じて「より良くなりたい」と前に進むすべての人に寄り添い、次世代の夢と成長を支援し続けていきます。

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