2025.03-10
「準備とは気持ちを高めるためのプロセス」 日本女子体育大学バスケ部の挑戦
WOMEN

『POLESTARS』

北極星を意味するこの言葉は、日本女子体育大学バスケ部のチーム名だ。アンダーアーマーがサポートし、関東大学女子バスケットボール2部に所属するこのチームは、秋に開幕するリーグ戦に向け、日々鍛錬を重ねている。

昨シーズンは全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)への出場を逃し、年明けから新チームが発足。悔しさを糧に、チームは生まれ変わろうとしている。主将の安田朋生選手(新4年生)は、「今は『走れるチーム』を目指して、土台を築いている段階です」と話す。

練習前には体力測定を兼ねたシャトルランを実施。「走れるチーム」の土台作りとなっている。

この日、練習前には体力測定としてシャトルランが実施された。20mを走って往復する間に2本連続で規定時間内に走れなければ脱落という過酷なルール。だが、20分近く走り続ける選手もいた。その姿は、チームが掲げる「走れるチーム」への意志そのものだった。

「トレーニングのおかげでゲームスピードが上がり、自分たちのバスケができるようになってきた」と新2年生の細川真緒選手。「昨シーズンと比べて、試合で一歩強く出られるようになった」と新3年生の岡井遥香選手も手応えを感じている。

『一部昇格とインカレ出場』を今季の目標と話す新主将・安田朋生選手(新4年生)

「毎年の目標でもありますが、今年こそ1部昇格を果たしたい。そして2年連続でインカレに出場できていない悔しさを晴らし、納得のいく結果を残したいです」と安田選手は力強く語る。練習中のハイタッチや掛け声が、チームの結束力の高さを物語る。

しかし、団結は決して簡単ではない。「このチームは国内でもトップクラスの大所帯。バラバラになってしまう可能性もある。でも、だからこそ、一つにまとまったときの力は計り知れない。全員がコミュニケーションを取れる環境を意識しています。」

終始柔らかな笑顔で話していた安田選手だが、課題について問われると表情が引き締まった。「この2年間は結果を残せていません。一人一人が変わらなきゃいけない。練習試合でも1部のチームと戦うとき、負けて当然ではなく、対等以上に戦えるように突き詰めていきたい。」

『UA ARMOUR BRA FOR BUKATSU』を実際に手にして感触を確かめる選手達。

ひたむきに高みを目指す彼女たちを支えるアイテムのひとつがスポーツブラだ。2月にアンダーアーマーから発売された『UA ARMOUR BRA FOR BUKATSU』は、部活生の声をもとに設計された。

「これまではスポーツブラにこだわりはなかったけど、『UA ARMOUR BRA FOR BUKATSU』はサポート力がありながら圧迫感がない。プレーの邪魔にならなくて気に入っています。」(岡井選手)

「初めて着たとき、フィット感が抜群でした。肩甲骨周りの可動域が広く、動きやすいと実感しました。」(細川選手)

岡井選手はシャトルラン後に「スポブラのおかげで自己ベストが出せました!」と笑顔を見せた。

チームの目標達成のために、個人の成長を誓う細川真緒選手(左・新2年生)と岡井遥香選手(右・新3年生)

4月からは新入生を迎え、いよいよ本格的なチームづくりが始まる。「全員がこのチームで良かったと思えるチームにしたい」と安田選手。細川選手は「シュート力をさらに磨く」、岡井選手は「試合の波をなくす」と、それぞれが成長を誓う。

最後に試合や練習に向けての準備について尋ねると、細川選手が面白いことを話してくれた。「睡眠をしっかり取ったり、メリハリをつけることは当然なんですけど… 自分の良かったプレーの動画をみたりして、気分が下がった時にみたり、試合前にいいイメージを持つようにしています。」

試合や練習への準備は、体を鍛えることだけではない。自分自身と向き合い、気持ちを高めることも大切なプロセスだ。細川選手が実践するルーティンは、まさにその一環。個々の意識の積み重ねが、チーム全体の強さへとつながっていく。

日本女子体育大学バスケ部は、一番に輝く星を目指す。

UA ARMOUR BRA FOR BUKATSU

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アンダーアーマー スポーツブラ

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