2026.06.19
大自然と仲間。そしてさらなる高みへ。スカイライントレイル菅平アンダーアーマーカップ
RUN

刻一刻と表情を変える山の天候、険しい登り坂、そして一瞬の油断も許されない下り坂。この美しくも過酷なコースに挑んだ5人のランナーのストーリー。

長野県上田市・菅平高原を舞台に、今年で19回目を迎える歴史あるトレイルランニング「スカイライントレイル菅平 アンダーアーマーカップ」には500名を超えるランナーがエントリーし、初夏の緑豊かな大自然の中で自らの限界に挑んだ。

彼らを過酷なトレイルへと突き動かすものは何なのか。一人ひとりの奥底にある「レースへの熱い想い」、菅平が教えてくれた「大会の素晴らしさ」、そして「極限の状況でランナーを支えたウェアへの信頼」を紐解いていく。

景色を楽しみ、過去の自分を超えていく。

2度目の出場となる神戸美緒(アンダーアーマー マーケティング担当)にとって、今年の菅平は「過去の自分との戦い」であり、「本当のトレイルの楽しさを知る舞台」だった。

「初めて出場した前回は、山の厳しさに圧倒され、とにかく無事に完走することだけで頭がいっぱいでした。景色を見る余裕なんて全くなかったんです」。

その悔しさを胸に1年間トレーニングを積んできた神戸。確かな走力を身につけて挑んだ今回は、精神的にゆとりが生まれていたと言う。「今回は、菅平の雄大な景色を存分に楽しみながら走れたんです」。特に彼女を感動させたのは、最も過酷な登りを終えた先に待っている「ダボスの丘」からの大パノラマだった。苦しみを乗り越えた者だけが見ることのできる絶景が、前回には気づけなかったトレイルランの最高のご褒美だった。

結果として、前回から1時間以上もタイム短縮。「楽しむ心」が最高のパフォーマンスを引き出すことを、神戸は自らの足で実感した。

新しい情熱の形と、洗礼を受けた初陣

学生時代、野球や陸上競技など、常にスポーツの第一線で闘争心を燃やしてきた石田玲央(アンダーアーマー 営業担当)。社会人になり、かつてのような「熱く打ち込める何か」を探していた彼が行き着いたのが、トレイルランニングだった。

初のトレイルレースとなった今回、彼が最も心を動かされたのは、タイムや順位ではなく、山が教えてくれた「人の温かさ」だったと言う。「走っている最中、果てしなく続く登り坂は本当にきつい。心が折れそうになる。でも、すれ違う見知らぬランナーから『ナイスラン!』と声をかけてもらったり、ハイタッチを交わしたりすることで、『一人じゃないんだ』と強く感じながら走れました」

しかし、自然は時に牙を剥く。レース終盤、ゴールを目前にして痛恨のコースロスト(道迷い)。正規ルートから外れてしまい、無念にもゴールテープを切ることはできなかった。

「悔やんでも悔やみきれません。僕らのレースはまだ終わっていない。来年、必ずここに帰ってきます」。アスリートとしての魂に火がついた石田。この未完のレースは、次なる大いなる挑戦のプロローグに過ぎない。

限界を押し上げる仲間の存在、そしてウェアへの絶対的信頼

チアダンスをはじめ、学生時代からスポーツに全身全霊を注いできた横田渚(アンダーアーマー PR担当)。彼女にとって今回の菅平は、「仲間と共に走る力」の偉大さを再認識する場になった。

「レース中、ずっと周りに同じチームのメンバーがいて、苦しい時は互いに励まし合いながら進みました。一人だったら絶対に歩いてしまっていたようなきつい登りでも、仲間がいることで実力以上の力を引き出せたと感じています」と、過酷な状況下で結ばれる絆の強さを感じたと言う。

「どんなに辛くても、笑顔で走り切りたい。」レース前に語った目標の通り、横田はレース中に笑顔を絶やすことはなかった。そんな彼女の笑顔こそが、また周りの仲間の力を引き出していただのだろう。

限界に挑む彼女をフィジカル面で支えたのがアンダーアーマーのウェアだった。「『UAクールプロTシャツ』が快適すぎて、途中でアウターを一度も脱ぎませんでした。『UAインフィニティブラ』のハイサポートのおかげで激しい下りでも揺れが全く気にならず、汗も溜まらない。ウェアによる不快感がゼロであることが、極限の集中力にいかに直結するかを身をもって実感しました」。

レース残り1Km地点。女子3位を走りながら、石田と共に無念のコースロストによって彼女の初挑戦は幕を閉じた。

「来年はただ完走するだけじゃない。女子の表彰台を狙ってリベンジします」。

ゴール地点に戻った彼女。確かな手ごたえと、悔しさが交錯する気持ち。涙が浮かぶ瞳の奥は、次の挑戦を見据えていた。

ライフスタイルとしてのトレイル。

学生時代に熱中したスポーツから一線を退き、社会人としての新たな挑戦の場として走り始めた中島梓(アンダーアーマー リテール担当)。彼女にとってランニングは、単なる競技ではなく、ライフスタイルそのものを豊かにする、かけがえのない時間となっていると言う。

「最初は運動不足解消のために一人で走り始めました。でも、気づけば一緒に山を走る仲間が増えていったんです。」と語る中島は、コミュニケーションをとりながら走ることを何よりも大切にしている。「トレイルは自然と闘っている、誰も抵抗できないものに向かっていく。道も整備されてないし、天候とか風とかも凄く変わる。そんな中を走っていく。周りのランナーと声を掛け合いながら一緒に達成する。私にとって凄く大切な時間なんです。」

そんな中島が驚愕したのが、「UAクール」の機能性だった。トレイルでは水分や食料を入れるバックパックが必須ですが、どうしても背中が熱を持ち、蒸れてしまう。

「5時間近く走って大量の汗をかいても、ウェアはずっとサラサラでした。エイドステーションでバックパックを降ろした時、背中にウェアがベタっと張り付かなかったのは本当に驚きました。」

過酷な環境下での不快感を拭い去るそのテクノロジーは、長時間の道のりで大きなアドバンテージとなった。

 1年間の準備と確かな成長。

2年連続での参加となる阿部優輝(アンダーアーマー 営業担当)には、大会前から心に決めていた明確な目標があった。それは「5時間切り」だ。「この日のために1年間、トレーニングとシミュレーションを重ねてきました。」と語る阿部。

その過酷な挑戦のパートナーとして彼が選んだのが、最新の「UAクールプロ」だった。「接触冷感ウェアにありがちな『大量の汗をかいた時の生地の嫌な張り付きや重さ』が一切ありませんでした。5時間近く山を走り続けても不快感が全くなく、ひたすら自分の走りとコースに没頭できたんです。さらに驚いたのは、ゴールして着替える頃にはウェアがもう乾いていたことです」

最新テクノロジーによって極限まで物理的・精神的ストレスを軽減された阿部は、終盤の苦しい時間帯もペースを落とすことなく走り抜き、見事に「4時間57分」でゴール。自らの足と意志、そしてウェアの機能が見事にシンクロし、執念で目標を達成した瞬間だった。

「トレイルって本当に不思議で、凄いきついんですけど。きついことを忘れちゃうくらい、綺麗な景色の中で、仲間たちと会話したり。

トレイルの魔力ですかね。スカイライントレイル菅平はゴールした瞬間に「あそこが楽しかったな」って楽しかった思い出が出てくるんです。なのでまた来年も走りたくなってます。」。

四阿山(あずまやさん)や根子岳(ねこだけ)など上信越高原国立公園内がコースに設定され、美しい稜線やパノラマトレイルを走ることができるスカイライントレイル菅平アンダーアーマーカップの魅力なのだろう。

挑戦は続く。次なる頂を目指して。

スカイライントレイル菅平。そこには、雄大な大自然が織りなす絶景があり、苦しさを分かち合う見知らぬランナー同士の温かい交流があった。5人のランナーたちは、自己ベストの大幅な更新、仲間との強い絆の再確認、そしてコースロストという悔しい経験を通じて、それぞれが新しい自分と出会うことができたのだろう。

過酷な自然の中で自らの限界に挑む時、いかに「不快感なくレースに集中できるか」が結果を左右する大きな鍵になる。アンダーアーマーはこれからも、挑戦者たちの熱い想いに寄り添い、最先端のテクノロジーを搭載した革新的なウェアで彼らの歩みをサポートし続ける。

来年の初夏、菅平の山々で彼らがどのような新しいストーリーを紡いでくれるのか。挑戦者たちの旅は、これからも続いていく。

RACE DAY ITEMS

WOMEN

MEN

TRAVEL DAY ITEMS

WOMEN

MEN

ACCESORY

ARROW スター