2024.11-20
Behind The Story:三原舞依 × UAコールドギア プロ
FIGURE SKATING

フィギュアスケートの世界では、選手たちが氷上で魅せる華麗なパフォーマンスが観客を魅了する。しかし、画面越しには映らない過酷な寒さの厳しさがそこにはある。

「氷の上は2~3℃なんです」

家庭用の冷蔵庫とほぼ同じ温度と言えば、イメージできるだろうか。そんな環境でも、2022年のグランプリシリーズ・ファイナルの優勝など、世界を舞台に数々の実績を残してきた三原舞依選手は凛とした姿勢で滑り、観る人に美しさと力強さを届けている。

「UAコールドギア プロ」。2024年冬、極寒の中で戦うアスリートのためのベースレイヤーとしてラインアップに追加されたこのギアは、三原選手との共同開発によって誕生した。防寒、動きやすさはもちろんのこと、三原選手の美しさへのこだわりが詰まっている。

生地に求めた3つの条件

三原選手との共同開発が始まったのは2023年。自身の競技経験や練習環境を元に、三原選手は生地選びから徹底的にこだわった。生地に求めた条件は、寒さから身体を守る『暖かさ』と、スムーズな動きを妨げない『ストレッチ性』、さらに見た目の美しさに欠かせない『滑らかさ』と『柔らかさ』だった。

「これまでは何枚も重ね着をして練習をしていたんですけど、ジャンプなどの動きが制限されてしまっていて。1枚で着ても暖かいウェアが欲しかったんです」

何度も試行錯誤を重ねた結果、これまでのコールドギアとは違う新しい素材が採用され、選手の動きを妨げない抜群のストレッチ性を実現しつつ、寒さから身体をしっかりと守る性能を備えたウェアが完成した。

三原選手の美しさへのこだわり

フィギュアスケートは、技術と共に美しさが求められる競技だ。

「試合前の公式練習ではジャッジが見ているので、少しでも美しくという意識があります」

勝負は本番の前から始まっている。そのため、デザインには細部にわたって三原選手のこだわりが反映された。手を伸ばした時に鎖骨のラインが美しく見えるか、腕が少しでも長く見えるか…。首元の形状は数種類を試し、肩のラインも細かく調整された。演技中にどんな動きをしてもウェアがしっかりとフィットし、選手の美しさを引き立てるデザインが完成した。

さらに、ロゴの位置にもこだわりが。当初、アンダーアーマーの文字が腕に縦型で入る予定だったが、三原選手の「肩口に入れた方が腕が長く見える」というアイデアが採用されることになった。ロゴにはラメ加工が施され、どの角度から見ても美しく輝くよう工夫がされている。選手の動きに合わせてキラキラと光るロゴは、氷上での美しい演技をさらに引き立てる要素となった。

「ウェアを見るだけでテンションが上がって、パワーがもらえる、素敵なところがたくさん詰まったウェアになりました」

暖かいのは当然。パフォーマンスを進化させる

選手のパフォーマンスを最大限に引き出すため、コールドギアプロには細かい設計が施された。

「フィギュアスケートは脚を前後に高く上げたり、骨盤が激しく動くスポーツです。骨盤がサポートされることで、動きへの安心感を求めました」

開発チームは1インチ単位で股上を調整し、骨盤をしっかりとサポートする仕様に。さらに、動きやすさとフィギュアスケート特有の美しいシルエットを両立するために、生地の厚みにも工夫を凝らした。暖かさは当然のこと、アスリートのパフォーマンスを進化させることにこだわった。

数多の試行錯誤を経て開発された「UAコールドギア プロ」。

「とても動きやすくて、暖かいベースレイヤーなので、フィギュアスケートだけじゃなくて、寒いところでスポーツをする方にぴったりだと思います」

冬に戦う全てのアスリートのためのギアが誕生した。

三原舞依選手 着用ギア

2024年11月1日(金)~11月29日(金)までの期間中、対象店舗にて『コールドギア ベースレイヤー』購入で、冬のアスリートを支えるアイテムが当たるキャンペーンを実施中。

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