2024.08-2
仲間と走れば、気分も、効果も無限大 “大人のランニング合宿” Supported by UNDER ARMOUR.
RUNNING

標高1200m超の菅平高原を走る、ランニングチーム「TRYING(トライング)」。仲間と過ごし、互いに高め合う“大人のランニング合宿”の第二弾をレポート。

「ランニングは、自分の努力に対して成果が出る、ピュアなスポーツです。選手を引退した今は少し変わって、走ることそのものが僕のライフスタイルになっています。よく“ランは苦しいですよね?”と聞かれるのですが、そうしたマインドは正直ありません。リラックスするために走りますし、考え事をするためにも走ります。ただただ走っています」

菅平の目抜き通りに面したカフェで語るのは、ランニングコミュニティ「TRYING」を主宰する大谷遼太郎さん。箱根駅伝や実業団で活躍後、トライアスロンに転向。現在は、子どもから大人まで参加する「TRYING」でランニングのコーチングを行っている。

「僕は『TRYING』を、速さ遅さを問わず、目標に一生懸命で、互いに尊敬し合える集団にしたいと思っています。今は20~30代前半の方々を中心に、130人を超える人たちが参加してくれています。チームでの僕の役割は“場”であり、雰囲気を作ること。参加者があくまで主役なので、それをサポートするだけです」(大谷さん)

昼食前は、準高地であるアンダーアーマー菅平サニアパークの400mトラックにて、高強度のショートインターバル(300m✕10本)。長髪の大谷さんを中心に、夕方は軽くジョグで流す。

トレーニングに合った場所を求め、菅平高原へ

社会人も多いTRYINGでは、酷暑を避け、トレーニング環境が整う菅平(長野県上田市)で合宿を張ることも。酷暑で距離を走り込むよりも、涼しい環境で質の高いトレーニングで互いに高め合うことが、この時期のトレーニングに適しているのだという。

「合宿をするなら、暑さ対策として標高1000m以上高地はマスト、低酸素なのも魅力です。トップレベルのアスリートたちは、コンディションがいい場所を求め、世界中を移動しながら練習するほどです。なので、僕たちは東京からのアクセスもいい、菅平に来ました」(大谷さん)

早朝に東京を発ったTRYINGのメンバーは、すでにトラックでメイン練習(高強度のショートインターバル)を終え、夕方からのオンロードでのジョギングのためにカラダを休めている。この日の朝の気温は14度。走らない理由がない環境なのである。

「午前中はアンダーアーマー菅平サニアパークの400mトラックで追い込みました。夕方からのオンロードは、低強度のジョグで繋げます。菅平には、オンロードのランニングコースがいくつも整備されていて、休憩できる広場やトイレ、水道もあるので助かっています」(大谷さん)

山々に囲まれたのどかな、いかにも菅平らしいレタス畑のコース。菅平の名産である高原の朝撮りレタスは、シャキシャキとみずみずしく、おいしい。

ランナー同士、地域の人々ともリスペクトしあえる関係を目指す

スキーリゾートでも有名な菅平だが、ランニングコースのアップダウンは緩やか。(学生時代の大谷さんは“壁”に感じたそうだが)追い込まなければ、快適なコースである。TRYINGのメンバーも、菅平の名産レタスの畑道を進み、見事に整備された天然芝のグラウンドの横を抜ける1周約7Km+1周約4Kmの約12Kmをジョグペースで走る。

夏の最盛期には、数多くの大学陸上部の合宿で賑わうという菅平のランニングコース。コースの紹介をしてくれた菅平高原リゾートセンター(菅平高原観光協会)でルールを聞いたところ、次のようなことを教えてもらえた。

・周回コースでは、道の左側を左回りし、できるだけ集団で走らない。

・歩行者、農耕車や通行車両に十分に注意し、配慮する。

・伴走車は控える(使用する際は菅平高原リゾートセンターに申し出てステッカーを預かり、「練習中」と書いた紙などを車に貼る)

「人数が多い時は、小さいグループに分けますし、僕も一緒に走るので、車は使いません(笑)。“走らせてもらう”のですから、どれも基本的にはマナーです。“ランナーはマナーがいい”って思ってもらいたいですから」(大谷さん)

『UAインフィニット プロ』は安定性能に秀で、幅広い目的で使えるアンダーアーマーランニングの汎用モデル。重量300g(片足27.0cm)。ドロップ8㎜。メンズ25~30㎝(3色展開)。ウィメンズ22.5~26㎝(2色展開)。いずれも15,400円(税込)。その名の通り、あらゆる走法、どこまでも走っていける安心感など秘める可能性は“無限大(インフィニット)”。

デイリートレーナーに最適な「UAインフィニット プロ」

大谷さんたちTRYINGのメンバーの足を守るのは、アンダーアーマーのUAインフィニット プロ。近年、ランニングのスタイルに応じてシューズのバリエーションを増やしてきたアンダーアーマーの最新モデルの一つである。

UAインフィニット プロの特徴をひと言で表現するなら、普段のランニングに最適な安定性の高さ。TRYINGのメンバーが高原でのジョグに使用するような“デイリートレーナーとして最適なシューズ”という位置づけで設計されたモデルなのだ。

「UAインフィニット プロは、安定感があり、ラクに、長く走れる一足です。一般のランナーであれば、普段のジョグはもちろん、初マラソンやフルマラソン完走を目指す方のトレーニング用として、もちろんレースでも履けます」

と語るのは、アンダーアーマーを日本で展開するドームのブランドマーケティング、内山元晴。内山は、ランニング担当として、今回の「TRYING」の《UAインフィニット プロ》モニタリング企画をサポートしている。

「TRYINGさんのように走力がある方々には、ジョグ用のシューズとして、LSD(ロング・スロー・ディスタンスの略)などにもお薦めです。UAインフィニット プロの安定性と推進力は、幅広い用途として活用いただけるはずです」(内山)

「UAホバープラス」と「ピクシーキャリアフォーム」の2つの異なる性質のフォーム材を組み合わせ、高いエネルギーリターンを得ながら、過度な沈み込みを防いでいる。

高い安定性の理由は、ミッドソールの2ブロック構造にあり

「UAインフィニット プロは、シーズンの初めや終わり、ジョグ、リカバリーに適しています。着地時の衝撃を吸収して反発力に変えるのは『UAホバープラス』。アンダーアーマー独自のテクノロジーである『UA HOVR(ホバー)』を、さらに進化させたクッショニングシステムです」(内山)

UAインフィニット プロのミッドソールは、中心に「UAホバープラス」を配した2ブロック構造。かかと部分には「ピクシーキャリアフォーム」という硬めのフォーム材を使うことで、着地の衝撃を吸収しつつ、過度な沈み込みを防ぐ「デュアルデンシティ」(2ブロック構造)になっている。

「UAインフィニット プロの安定感と踏み出す際の推進力は、『UAホバープラス』と『ピクシーキャリアフォーム』の2ブロック構造によって実現しました。アスリートからのフィードバックも“足がブレない” “ストライドも伸びる”と高い評価を頂いています。私たちが日ごろから考えている、“走ることをもっと楽しく”という想いにもピッタリな一足です」(内山)

さらに、UAインフィニット プロのアッパーには、フィット感を高める「エンジニアードウーブンメッシュアッパー」を採用している。このアッパーもまた、ソールの2層構造と組み合わせることで、安定感の向上に寄与しているという。

チアスマイルを絶やさない「TRYING」のアカネさん。

「疲れていても、テンポが取りやすい」

「ジョグ用のシューズは軟らかいのが多くて、最近、もう少し硬めのタイプが欲しかったので探していました。UAインフィニット プロは、硬すぎでもないし、疲れていてもテンポが取りやすいので、いいと思いました」

と語るのは、陸上を始めてまだ1年という「TRYING」のアカネさん。学生時代はチアリーディングしていたという強靭なバネの持ち主で、軽快に走る姿は、全く初心者に見えない。アカネさんには、アンダーアーマーのランニングアパレルの感想も聞いてみた。

「アンダーアーマーのスポブラ、めちゃくちゃいいです。締め付けが強過ぎると、胸が苦しくなったり、軟らか過ぎても走っていると揺れてしまいます。ストレスなく快適だったので、チアの時にも良いと思っていました(笑)」

競歩選手の経験を活かし、ウォーキングのアドバイザーとしても活動しているという鎗田(やりた)さん。

「軟らかさと、硬さが、いいバランスです」

「UAインフィニット プロは、軟らかさと硬さがいいバランスで調整されていました。足に接する部分は軟らかく、地面に接する部分には硬さがある。自分の足でコントロールできるので、履きやすかったです。普段のジョグでも履きたいです」

との高評価は、TRYINGに参加している鎗田悠一さん。鎗田さんは競歩のアスリートでもあり、ヨガのインストラクターでもあり、「Runtrip」というランナー向けのサービスにも携わっている。

「初心者の方も、ジョグで使えますね。最近軟らかいシューズが多いので、UAインフィニット プロは、レベルアップして“スピードを出したくなった時”に履くといいと思いました。ウェアは、着た瞬間に涼しいと感じます。さらっと着やすいですし、着ただけでインパクトがあるのは、凄いです」

「TRYING」のメンバー着用のアンダーアーマーのランニングアパレル「UA LAUNCH」シリーズ。メンバー絶賛の「アイソチル」素材のTシャツUA LAUNCH ELITE WASH SSは、7,150円(税込)。

ランナーのために開発された、アンダーアーマーのランニングライン

「コンプレッションウェアをはじめとするアパレルから、アンダーアーマーはスタートしました。ランニングでは後発のブランドですが、もちろんアパレルには自信があります。『アイソチル』だけでなく、もっともっと知ってもらいたいと願っています」(内山)

内山は、菅平で合宿を組むTRYINGなどのチームへのサポートを今後も大切にしていきたいと語る。アンダーアーマーは、トップアスリートだけでなく、一般のアスリートやスポーツの愛好家などグラスルーツを大切にしているブランドだからだ。

「私たちは、ランナーの成長のサポートを担うブランドです。アンダーアーマーのシューズやウェアを身に着けることで、その人の目標を達成してもらいたいと願っています。ランナーと一緒に、ブランドも成長していきます」(内山)

MOVIE

「TRYING」の皆さんと共に、2回にわたって紹介した合宿の“聖地”菅平をフル活用するためのラントレレポート。

次のランニング合宿やランニングトリップで菅平を訪れてみませんか。

第一弾を読み逃した方は下記からご覧ください。

UAコラム『夏こそ、涼しい菅平で“大人のランニング合宿”。Supported by UNDER ARMOUR.』

 

取材・文 / 安藤翔太

撮影 / 村井一樹、翔悟、高橋正人

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