パフォーマンスを支える基礎知識
パフォーマンスを支える基礎知識
シューズ選びにお困りの方・シューズの機能を最大限に活かしたい方必見
サイズの測り方や正しい履き方、お手入れの方法をご紹介
より良いパフォーマンスを引き出す知識を蓄え走り出そう
シューズ選びにお困りの方
シューズの機能を最大限に活かしたい方必見
サイズの測り方や正しい履き方、
お手入れの方法をご紹介
より良いパフォーマンスを引き出す知識を蓄え
走り出そう
1. 自分の足を知る

自分の足を知ることで、正しいシューズ
選びができ、
ケガのリスクを減らし、
パフォーマンスアップにつなげることが
できます。
間違ったシューズ選びをしないため、
自身の足を知っておくことが大切です。
詳細を見る
足のサイズを知る
正しいサイズのシューズ選ぶためには、足長とウイズの情報は欠かせません。まずは足を測り、自身のサイズを確認しましょう。
足のサイズは、つま先からかかとまでの長さである足長と、親指の付け根から小指の付け根周りの長さである足囲(ウイズ)を知っておくことが重要です。シューズを購入する際には、この足長と足囲を参考にサイズを選ぶと良いです。
詳しい測り方を見る▶2. 正しいフィッティング

ランニングシューズを正しく履くことで
フィット感が向上し、
シューズの機能を
十分に引き出すことができます
より速く長く快適に走るためにも
正しい履き方を実践してください
詳細を見る
必ず靴紐をほどく
足の状態は時間帯によって変化するため、シューズを履くときには毎回靴紐をほどき結び直すようにしましょう。次回履く際にかかとを踏みつぶしてシューズの変形を避けるためにも、脱ぐ際には靴紐を必ずほどく習慣を身につけると良いです。
最初にかかとを合わせる
シューズに足を入れたら、まずはかかとの位置を合わせてください。かかとを地面にトントンとたたき、ヒールカップにフィットさせます。かかとの位置を合わせることで、シューズの機能を最大限に引き出すことができるようになります。

靴紐の結び方
かかとを合わせることができたら、次は靴紐を締めていきます。つま先側から足の甲抜向けて順番に締めていきましょう。足とシューズの隙間を無くすように締めていくとフィット感が良くなります。きつく締めすぎると、走行時に足がしびれることがあるので、足が動かず心地良いフィットを感じる強さで締めるようにしてください。
靴紐の締め方
紐の通し方は基本的なもので2種類あります。
- オーバーラップ
- シューホールに靴紐を上から下へくぐらせるように通します。締まりが良く緩みにくいため安定性が高まります。短距離や中距離などのランニングに向いています。

- アンダーラップ
- シューホールに靴紐を下から上にくぐらせるように通します。圧迫感が少なく履いているうちに足になじむようになります。甲高でオーバーラップだと締まり過ぎてきついと感じる方にもおすすめです。長距離のランニングに向いています。

エクストラレースホールの使い方
足首部にシューホールが余分に付いている場合、よりフィット感を高めることができます。また、足が細い方やかかとの幅が細く脱げやすい方にもおすすめです。 エクストラレースホールで小さな輪をつくり、その中に紐を通して締めます。この通し方をすると紐の線でなく面でおさえることができるため、フィット感が高まります。

結び方
- エクストラホールを使用し輪を作る

- 反対側の輪の中に紐を通す

- 通した紐を引き、締めていく

- 余った紐を通常と同じように結ぶ

3. シューズの機能を
維持するために

雨や汗を吸ったり、泥がついた状態を
放置すると
シューズの劣化が早まります
シューズの機能を十分に発揮させ、
長く快適に使うためにも
定期的に
シューズのお手入れをしましょう
詳細を見る
濡れた時の対応
アッパーの表面は乾いた布をあて軽く水分を吸い取ってください。シューズの内部は形を整えながら、中に布や紙などを詰めて型崩れを防ぎながら水分を吸収します。あとは、風通しの良い日陰で乾燥させましょう。
泥の対応
泥でシューズが汚れてしまった場合は、すぐに水で洗わず付いた土を乾燥させ払って落とすようにしましょう。乾燥させることで生地を強くこすらず汚れを落とすことができます。ソールの溝に詰まった泥は先の細いもので落とすようにしましょう。
シューズの洗い方
ランニングシューズを洗うときは、靴紐を取り外し、生地を傷つけないようにブラシで軽く洗います。洗剤を使用する場合には中性洗剤をお使いください。洗剤が素材に残っている場合変色することがあるため長時間放置しないでください。十分にすすぎを行った後に、風通しの良い場所で陰干しをしてください。
4. シューズを買い替える
タイミング

ランニングシューズの寿命は大きく
「購入してからの期間」「走行距離」
によって決まります
寿命を越えた場合、走行時にシューズが
損傷しランナーへのケガにつながる
可能性
があるため、新しいシューズの購入を
ご検討ください
詳細を見る
シューズの寿命
目安1. 購入してからの期間
購入してから履いた回数や走った距離に関わらず、未使用でも3~4年でシューズの素材は劣化します。外的損傷は見られない場合でも、3~4年経過した場合は買い替えましょう。
目安2. 走行距離
走った距離や路面、走り方によって異なりますが、ひとつの目安としておおよそ500~600kmくらい履いて走ったシューズは買い替え時期です。
寿命のサイン
・外的損傷
目で見て分かるポイントは、アッパーや履き口です。特定部分が破れたり、ほつれが発生していた場合は、使用することで足への障害につながる危険性があります。無理に履き続けないようにしましょう。
・素材の劣化
素材の劣化が分かりやすいのは、アウトソールとミッドソールです。 アウトソールがすり減り、ミッドソールが露出していたら、買い替えましょう。グリップ機能が損なわれ、滑りやすくなります。また、ソールの擦り減り方からは、走り方のチェックにも役立ちます。ソールが部分的にすり減っている方は、ランニングフォームを確認してみてください。 ミッドソールは、硬くなっていたり、シワになっていると本来のクッション機能が失われている場合があります。履き心地とあわせて変化がないか確認しましょう。